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CATEGORY[宮城]
コメント[ 0 ]TB[ ] 2008年12月07日16:00
●ウィーン美術史美術館所蔵 静物画の秘密展
http://wien2008.jp/

http://www.pref.miyagi.jp/bijyutu/mmoa/ja/exhibition/20081007-s01-01.html


(~12/14、宮城県美術館。東京→仙台→神戸→青森と巡回)

スペインの宮廷画家・ベラスケスの
「薔薇色の衣裳のマルガリータ王女」(1653~54年頃)
が日本初出品(特別出品)だそうで、今回の目玉なようです。
↑この絵は最後の展示室にありました。

ただ、私は前半の展示にあった、
チューリップをはじめとする美しく豪奢な花々、
瑞々しい果実を描いたものが特に良かったと思います。

コルネーリス・デ・ヘームの「朝食図」(1660~69年頃)は
透き通るような葡萄や生ガキ、レモンなどの組み合わせ。
美味しそう!でした。

花を描いたものでは、ガスパレ・ロペスの2作品。
他の展示品と比べると、細やかで小さめな絵です。

(通称ロペス・ディ・フィオーリ=花のロペス、
昔の少女マンガの題材になりそうな名前ですね)

「泉の上で紋章を持つプット像のある庭園風景と花」
(1720年頃)は朝方なのか、夕暮れなのか、
薄闇の中にある庭園を背景に、細々と描かれた
白・赤・ピンク・水色・黄色の花々が輝き、
上からスポットライトを浴びているかのようです。

ちなみに、プットというのは
翼をもち幼い子供の姿をした天使?のようです。
ぷくぷくと肉付きが良いです。

もう1つの作品も、石像がローマ軍人風?なくらいで
ほとんど同じようなかんじでした(庭園+花)。



今回の展示は、作品説明が大きめの文字になっていたり、
作品の合間にコラムっぽい説明ボードがあったり、
(17世紀のバブル経済=チューリップ熱など)
以前より鑑賞者に親切になったような。

(宮城県美術館はしばらく休館後、
10月リニューアルオープン)
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